価格情報2025年12月16日12分で読めます

【2025年版】サブスク値上げ・値下げまとめ
Netflix・Spotify・Disney+・Adobe CC

2025年は多くのサブスクリプションサービスで価格改定がありました。
主要サービスの新旧料金を一覧で比較し、対策もあわせて解説します。

シェア:

2025年のサブスク値上げの傾向

  • • 動画・音楽配信サービスで軒並み値上げ
  • • AI機能の追加に伴うAdobe CC、Microsoft 365の大幅値上げ
  • • クラウドストレージ(Google One、iCloud+)も価格改定
  • • 円安の影響で海外サービスの日本円価格が上昇

2025年は、多くのサブスクリプションサービスで価格改定が実施されました。 特にAI機能の強化を理由とした値上げが目立ち、月額数百円〜千円以上のコスト増となるケースも少なくありません。

この記事では、主要なサブスクリプションサービスの価格改定情報をカテゴリ別にまとめています。 契約中のサービスがある方は、ぜひ参考にしてください。

1動画配信サービスの価格改定

動画配信サービスでは、Disney+とAmazon Prime Videoで価格改定がありました。 Netflixは2024年10月の改定が継続しています。

Netflix

2024年10月値上げ済み
広告つきスタンダード月額890円
スタンダード月額1,590円
プレミアム月額2,290円

※2024年10月10日以降の料金。ベーシックプランは新規受付終了。

Disney+

2025年4月〜値上げ
スタンダード
990円→ 1,140円
プレミアム
1,320円→ 1,520円

※新規は2025年4月1日から、既存利用者は2025年5月から順次適用。

Amazon Prime

2024年8月値上げ済み
月額プラン
500円→ 600円
年額プラン
4,900円→ 5,900円
Prime Video 広告なしオプション+390円/月

※2025年4月8日からPrime Videoに広告導入。広告なしは追加料金が必要。

Hulu | Disney+ セットプラン

2025年5月〜値上げ
スタンダードセット
1,490円→ 1,690円
プレミアムセット
1,740円→ 1,990円

U-NEXT

据え置き
月額プラン月額2,189円

※2025年12月時点で主要プランの価格改定なし。

2音楽配信サービスの価格改定

音楽配信サービスでは、Spotifyが2025年8月に値上げを実施。 Apple Music、YouTube Premiumは現時点で据え置きです。

Spotify

2025年8月値上げ
Standard(個人)
980円→ 1,080円
Student(学生)月額580円
Duo月額1,480円
Family月額1,880円

※製品機能の革新と体験向上への投資のためと説明。

Apple Music

据え置き
個人月額1,080円
学生月額580円
ファミリー月額1,680円

※直近の改定は2022年10月。2025年は据え置き。

YouTube Premium

据え置き
個人月額1,280円
学生月額780円
ファミリー月額2,280円

※直近の改定は2023年8月。海外では値上げ傾向だが、日本は据え置き。

3クラウドストレージの価格改定

クラウドストレージは、Google OneとiCloud+の両方で値上げがありました。 円安の影響が大きく出ています。

Google One

2025年値上げ
ベーシック(100GB)
250円→ 290円
スタンダード(200GB)
380円→ 440円
プレミアム(2TB)
1,300円→ 1,450円

※円安やAI機能強化の開発費が理由とされる。

iCloud+

2024年11月値上げ済み
50GB
130円→ 150円
200GB
400円→ 450円
2TB
1,300円→ 1,500円
6TB
3,900円→ 4,500円
12TB
7,900円→ 9,000円

※2024年8月21日以降の新規加入者に適用。既存ユーザーはプラン変更しない限り旧料金。

4クリエイティブツールの価格改定

Adobe Creative CloudとMicrosoft 365は、AI機能強化に伴い大幅な価格改定が実施されます。

Adobe Creative Cloud

2025年8月〜値上げ

Creative Cloud Pro(旧コンプリートプラン)

年間契約・月々払い
7,780円→ 9,080円

+1,300円/月の値上げ(年間約15,600円増)

Creative Cloud Standard(新プラン)

年間契約・月々払い月額6,480円

AI機能制限あり。デスクトップアプリ中心に利用する方向け。

※既存ユーザーは自動的にProに移行。Standardに変更するには手動でプラン変更が必要。

Microsoft 365

2025年2月〜値上げ

個人向け(Microsoft 365 Personal)

月額料金
1,490円→ 2,130円

約43%の大幅値上げ。Copilot(AI機能)追加が理由。

法人向け

2025年4月1日から年契約・月払いプランが約5%値上げ。
年払い一括は据え置き。

5AIサービスの価格動向

チャットAIサービスについては、大きな価格改定はありませんでしたが、 2025年1月から消費税の課税が開始されたサービスがあります。

ChatGPT Plus

消費税課税開始
月額料金20ドル(税込約3,300円)
ChatGPT Pro200ドル/月

※2025年1月1日から日本のユーザーに10%の消費税が課税開始。実質値上げ。

Claude Pro

据え置き
月額料金20ドル(約3,000円)
年払い200ドル/年(月額換算約17ドル)

Gemini Advanced

据え置き
Google One AI Premium月額2,900円

※2TBのGoogle Oneストレージ込み。新規1ヶ月無料トライアルあり。

6その他のサービス

2025年の価格動向まとめ

値上げ傾向

Spotify、Disney+、Amazon Prime、Adobe CC、Microsoft 365、Google One、iCloud+

据え置き

Apple Music、YouTube Premium、U-NEXT、Claude Pro、Gemini Advanced

新プラン追加

Adobe CC Standard(6,480円):旧コンプリートプランより安価な選択肢

7値上げ対策のポイント

値上げに対応するための5つのポイント

  1. 年払いへの切り替え
    多くのサービスで年払いは月払いより安い。Microsoft 365法人版は年払いで5%安い。
  2. 低価格プランへの変更
    Adobe CC StandardやNetflix広告付きプランなど、機能を絞った安価なプランを検討。
  3. ファミリー・シェアプランの活用
    家族や友人とシェアできるサービスは、1人あたりのコストを大幅に削減できる。
  4. 使っていないサービスの解約
    値上げを機に、使用頻度の低いサービスを見直す良いタイミング。
  5. 代替サービスの検討
    無料版や競合サービスで代替できないか検討。ChatGPT→Claude無料版など。

サブスクリプションの値上げは今後も続く傾向にあります。 定期的に契約内容を見直し、本当に必要なサービスだけを継続することが大切です。

契約中のサブスクリプションを一覧で管理できると、 値上げのタイミングや見直しの時期を逃しません。

当サイトでは、無料でサブスクリプションを管理できるサービスを提供しています。 月額・年額の合計や次の支払日が一目で分かります。

まとめ

2025年は、AI機能の強化や円安の影響で、多くのサブスクリプションサービスで値上げが実施されました。 特にAdobe Creative CloudやMicrosoft 365など、クリエイティブ・ビジネスツールの値上げ幅が大きくなっています。

一方で、新しい低価格プランが追加されるケースもあるため、 自分の使用状況に合ったプランを選び直すことで、コストを抑えられる可能性もあります。

この記事の情報は2025年12月時点のものです。 最新の料金は各サービスの公式サイトでご確認ください。