【2025年版】サブスク値上げ・値下げまとめ
Netflix・Spotify・Disney+・Adobe CC
2025年は多くのサブスクリプションサービスで価格改定がありました。
主要サービスの新旧料金を一覧で比較し、対策もあわせて解説します。
2025年のサブスク値上げの傾向
- • 動画・音楽配信サービスで軒並み値上げ
- • AI機能の追加に伴うAdobe CC、Microsoft 365の大幅値上げ
- • クラウドストレージ(Google One、iCloud+)も価格改定
- • 円安の影響で海外サービスの日本円価格が上昇
2025年は、多くのサブスクリプションサービスで価格改定が実施されました。 特にAI機能の強化を理由とした値上げが目立ち、月額数百円〜千円以上のコスト増となるケースも少なくありません。
この記事では、主要なサブスクリプションサービスの価格改定情報をカテゴリ別にまとめています。 契約中のサービスがある方は、ぜひ参考にしてください。
1動画配信サービスの価格改定
動画配信サービスでは、Disney+とAmazon Prime Videoで価格改定がありました。 Netflixは2024年10月の改定が継続しています。
Netflix
2024年10月値上げ済み※2024年10月10日以降の料金。ベーシックプランは新規受付終了。
Disney+
2025年4月〜値上げ※新規は2025年4月1日から、既存利用者は2025年5月から順次適用。
Amazon Prime
2024年8月値上げ済み※2025年4月8日からPrime Videoに広告導入。広告なしは追加料金が必要。
Hulu | Disney+ セットプラン
2025年5月〜値上げU-NEXT
据え置き※2025年12月時点で主要プランの価格改定なし。
2音楽配信サービスの価格改定
音楽配信サービスでは、Spotifyが2025年8月に値上げを実施。 Apple Music、YouTube Premiumは現時点で据え置きです。
Spotify
2025年8月値上げ※製品機能の革新と体験向上への投資のためと説明。
Apple Music
据え置き※直近の改定は2022年10月。2025年は据え置き。
YouTube Premium
据え置き※直近の改定は2023年8月。海外では値上げ傾向だが、日本は据え置き。
3クラウドストレージの価格改定
クラウドストレージは、Google OneとiCloud+の両方で値上げがありました。 円安の影響が大きく出ています。
Google One
2025年値上げ※円安やAI機能強化の開発費が理由とされる。
iCloud+
2024年11月値上げ済み※2024年8月21日以降の新規加入者に適用。既存ユーザーはプラン変更しない限り旧料金。
4クリエイティブツールの価格改定
Adobe Creative CloudとMicrosoft 365は、AI機能強化に伴い大幅な価格改定が実施されます。
Adobe Creative Cloud
2025年8月〜値上げCreative Cloud Pro(旧コンプリートプラン)
+1,300円/月の値上げ(年間約15,600円増)
Creative Cloud Standard(新プラン)
AI機能制限あり。デスクトップアプリ中心に利用する方向け。
※既存ユーザーは自動的にProに移行。Standardに変更するには手動でプラン変更が必要。
Microsoft 365
2025年2月〜値上げ個人向け(Microsoft 365 Personal)
約43%の大幅値上げ。Copilot(AI機能)追加が理由。
法人向け
2025年4月1日から年契約・月払いプランが約5%値上げ。
年払い一括は据え置き。
5AIサービスの価格動向
チャットAIサービスについては、大きな価格改定はありませんでしたが、 2025年1月から消費税の課税が開始されたサービスがあります。
ChatGPT Plus
消費税課税開始※2025年1月1日から日本のユーザーに10%の消費税が課税開始。実質値上げ。
Claude Pro
据え置きGemini Advanced
据え置き※2TBのGoogle Oneストレージ込み。新規1ヶ月無料トライアルあり。
6その他のサービス
2025年の価格動向まとめ
値上げ傾向
Spotify、Disney+、Amazon Prime、Adobe CC、Microsoft 365、Google One、iCloud+
据え置き
Apple Music、YouTube Premium、U-NEXT、Claude Pro、Gemini Advanced
新プラン追加
Adobe CC Standard(6,480円):旧コンプリートプランより安価な選択肢
7値上げ対策のポイント
値上げに対応するための5つのポイント
- 年払いへの切り替え
多くのサービスで年払いは月払いより安い。Microsoft 365法人版は年払いで5%安い。 - 低価格プランへの変更
Adobe CC StandardやNetflix広告付きプランなど、機能を絞った安価なプランを検討。 - ファミリー・シェアプランの活用
家族や友人とシェアできるサービスは、1人あたりのコストを大幅に削減できる。 - 使っていないサービスの解約
値上げを機に、使用頻度の低いサービスを見直す良いタイミング。 - 代替サービスの検討
無料版や競合サービスで代替できないか検討。ChatGPT→Claude無料版など。
サブスクリプションの値上げは今後も続く傾向にあります。 定期的に契約内容を見直し、本当に必要なサービスだけを継続することが大切です。
まとめ
2025年は、AI機能の強化や円安の影響で、多くのサブスクリプションサービスで値上げが実施されました。 特にAdobe Creative CloudやMicrosoft 365など、クリエイティブ・ビジネスツールの値上げ幅が大きくなっています。
一方で、新しい低価格プランが追加されるケースもあるため、 自分の使用状況に合ったプランを選び直すことで、コストを抑えられる可能性もあります。
この記事の情報は2025年12月時点のものです。 最新の料金は各サービスの公式サイトでご確認ください。