クラウドストレージ徹底比較ガイド【2025年版】
Google Drive・iCloud・Dropbox・OneDrive・Amazon Photos を料金・容量・機能で比較
スマホの写真がいっぱい、仕事のファイルをどこからでも見たい、家族と写真を共有したい。 そんな悩みを解決するクラウドストレージ。主要5サービスを比較して、あなたに合ったサービスを見つけましょう。
この記事の内容
クラウドストレージ比較表
| サービス | 無料容量 | 有料プラン | 強み |
|---|---|---|---|
| ● Google Drive | 15GB | 100GB: 250円/月 200GB: 380円/月 2TB: 1,300円/月 | Googleサービス連携、共有機能 |
| ● iCloud+ | 5GB | 50GB: 150円/月 200GB: 450円/月 2TB: 1,500円/月 | Apple製品との連携 |
| ● Dropbox | 2GB | Plus 3TB: 2,200円/月(年払) Family 6TB: 2,500円/月 | 同期の安定性、ビジネス向け機能 |
| ● OneDrive | 5GB | 100GB: 224円/月 Microsoft 365: 2,130円/月(1TB) | Office連携、コスパ |
| ● Amazon Photos | 5GB(写真は無制限※) | Prime会員: 600円/月 (写真無制限+動画5GB) | 写真無制限(Prime会員) |
※ Amazon Photos の写真無制限はPrime会員特典。2025年12月時点の情報です。
Google Drive / Google One
Androidユーザーの定番。無料15GBは業界最大級
メリット
- ・無料で15GB使える(Gmail、Googleフォトと共有)
- ・Googleドキュメント、スプレッドシートとの連携が便利
- ・共有リンクの発行が簡単
- ・Androidスマホなら設定不要で使える
- ・Google One加入で家族5人まで共有可能
デメリット
- ・Gmail、Googleフォトと容量を共有するため意外と減りやすい
- ・デスクトップアプリの動作がやや重い
- ・プライバシーを気にする人には不向き
料金プラン(Google One)
無料
15GB
ベーシック
100GB
250円/月
スタンダード
200GB
380円/月
プレミアム
2TB
1,300円/月
こんな人向け: Androidユーザー、Googleサービスをよく使う人、無料で始めたい人
iCloud+
iPhone・Macユーザーなら迷わずこれ
メリット
- ・iPhone、iPad、Macとの連携が完璧
- ・写真、連絡先、メモなどが自動でバックアップ
- ・50GBプランが130円/月と安い
- ・ファミリー共有で最大5人まで利用可能
- ・iCloud+にはプライベートリレー(VPN機能)付き
デメリット
- ・無料は5GBのみで、iPhoneバックアップですぐ埋まる
- ・Windows PCとの相性がいまいち
- ・Androidでは使いにくい
- ・ファイル共有機能は他サービスより弱い
料金プラン
無料
5GB
50GB
130円
/月
200GB
400円
/月
2TB
1,300円
/月
こんな人向け: iPhoneユーザー、Apple製品で統一している人、シンプルに使いたい人
Dropbox
同期の安定性はピカイチ。ビジネス利用に強い
メリット
- ・ファイル同期の速度と安定性が優秀
- ・スマートシンク機能でPC容量を節約
- ・30日間のファイル復元が可能
- ・ビジネス向け機能が充実(チーム管理など)
- ・他サービスとの連携が豊富
デメリット
- ・無料プランは2GBしかない
- ・有料プランの価格が高め
- ・個人向けプランの選択肢が少ない
- ・写真管理機能は他サービスに劣る
料金プラン
Basic(無料)
2GB
Plus
2TB
1,500円/月
Family
2TB
2,500円/月(6人まで)
こんな人向け: 仕事でファイル共有が多い人、同期の安定性を重視する人、チームで使いたい人
Microsoft OneDrive
Office使うなら一択。Microsoft 365との組み合わせが最強
メリット
- ・Microsoft 365契約で1TB使える
- ・Word、Excel、PowerPointとの連携が完璧
- ・Windowsに標準搭載で設定が楽
- ・100GBプランが224円/月と安い
- ・ファミリープランなら1人1TB×6人
デメリット
- ・無料プランは5GBのみ
- ・単体プランの選択肢が少ない
- ・Macでの動作がやや不安定なことも
- ・同期エラーが起きることがある
料金プラン
無料
5GB
100GB
224円
/月
Microsoft 365
1TB
1,490円/月(Office付)
Family
6TB
2,100円/月(6人)
こんな人向け: Word・Excelを使う人、Windows PCユーザー、Office 365を契約している人
Amazon Photos
Prime会員なら写真が無制限。コスパ最強の写真バックアップ
メリット
- ・Prime会員なら写真を無制限で保存できる
- ・RAWファイルも無制限で保存可能
- ・月額600円で写真無制限は破格
- ・家族5人まで無制限で共有できる
- ・Fire TVで写真をテレビ表示できる
デメリット
- ・動画は5GBまで(Prime会員でも)
- ・Prime会員でないとメリットが薄い
- ・ファイルストレージとしては使いにくい
- ・アプリの使い勝手がいまいち
料金プラン
非Prime会員
写真5GB
無料
Prime会員
写真無制限
600円/月(Prime料金に含む)
※ 動画はPrime会員でも5GBまで。追加ストレージは別料金。
こんな人向け: Prime会員、写真をたくさん撮る人、家族の写真を保存したい人
目的別おすすめサービス
写真のバックアップがメイン
Amazon Photos(Prime会員)
写真無制限で月600円。Googleフォトが有料化した今、写真バックアップの最適解
iPhoneのバックアップ
iCloud+(50GB: 130円/月)
iPhoneユーザーなら迷わずこれ。50GBあれば一般的な使い方なら十分
仕事のファイル共有
Dropbox Plus または OneDrive
安定した同期ならDropbox、Office使うならOneDrive
Googleサービスをよく使う
Google One(200GB: 380円/月)
Gmail、Googleドキュメント、Googleフォトを使うなら統一が便利
Office(Word・Excel)を使う
Microsoft 365(1,490円/月で1TB+Office)
Officeが必要なら実質無料で1TB使えるので圧倒的にお得
家族で共有したい
iCloud+(200GB)または Google One
どちらもファミリー共有に対応。Appleユーザーが多いならiCloud、それ以外はGoogle One
選び方のポイント
1. 使っているデバイスで選ぶ
iPhoneならiCloud、AndroidならGoogle Drive、WindowsならOneDriveが最も使いやすいです。 無理に違うサービスを使うと設定や同期で手間がかかります。
2. 何を保存するかで選ぶ
写真メインならAmazon Photos、仕事のドキュメントならOneDrive/Dropbox、 なんでも入れたいならGoogle DriveかiCloudが向いています。
3. すでに契約しているサービスを確認
Amazon Prime会員ならAmazon Photos、Microsoft 365契約者ならOneDrive 1TBが すでに使えます。二重契約にならないように確認しましょう。
4. 家族で使うなら共有プランを検討
ファミリープランは1人あたりの料金が安くなることが多いです。 Google One、iCloud+、Dropbox Family、Microsoft 365 Familyなど、 家族で割り勘すればかなりお得になります。
複数サービスを使う場合の注意点
- ・用途を明確に分ける(写真はAmazon、仕事はOneDrive など)
- ・重要なファイルは複数サービスに保存しておく
- ・月々の合計コストを把握しておく
- ・使っていないサービスは解約する
クラウドストレージの支出、
把握していますか?
iCloud、Google One、Microsoft 365...複数のストレージを契約していると、 気づけば月々の支出が膨らんでいることも。SubKeeperで一元管理しましょう。