【2025年最新】AI IDE・コーディングアシスタント料金比較ガイド

Cursor・GitHub Copilot・Claude Code・Cline・Windsurf・Antigravity を料金・機能・特徴で徹底比較

·15分で読めます
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AIを活用したコーディング支援ツールが急速に普及している。CursorやGitHub Copilotなど、選択肢が増える一方で「どれを選ぶべきか分からない」という声も多い。本記事では、主要なAI IDE・コーディングアシスタント6製品の料金体系と特徴を整理し、用途に応じた選び方を解説する。

AI IDE料金比較表

サービス月額料金料金体系無料プラン特徴
Cursor$20〜
約3,000円〜
定額+クレジット制あり(制限付き)Agent機能が強力
GitHub Copilot$10〜
約1,500円〜
定額制あり(制限付き)VSCode統合が自然
Claude Code$20〜
約3,000円〜
定額制/API従量あり(制限付き)コード理解力が高い
ClineAPI料金のみ
使用量による
従量課金制拡張機能は無料コスト管理しやすい
Windsurf$15〜
約2,250円〜
クレジット制あり(25クレジット/月)タブ補完が高速
Antigravity現在無料
プレビュー版
将来従量課金予定完全無料(プレビュー)Geminiモデル内蔵

※ 2025年12月時点の情報です。為替レートにより日本円換算は変動します。

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Cursor(カーソル)

VSCodeをフォークしたAI専用エディタ。2025年6月に料金体系を刷新

メリット

  • ・ Agent機能でファイル作成・編集を自動実行
  • ・ Tab補完が高精度で使いやすい
  • ・ 複数のAIモデルを選択可能
  • ・ VSCodeの拡張機能がそのまま使える
  • ・ コードベース全体を理解したチャット

デメリット

  • ・ 2025年6月以降はクレジット制が複雑
  • ・ 高機能モデルを使うとコストが上がる
  • ・ VSCode本体とは別アプリとなる
  • ・ 学習曲線がやや高い

料金プラン(2025年6月改定後)

Hobby

$0

制限付きAgent

Pro

$20

$20分のクレジット

Pro+

$60

$60分のクレジット

Ultra

$200

$400分のクレジット

※ Teams: $40/ユーザー/月、Enterprise: カスタム価格

向いている人: 最新のAI機能をフル活用したい開発者、Agent機能で自動化したい人、複数モデルを試したい人

GitHub Copilot(ギットハブ コパイロット)

GitHubとMicrosoftが提供する定番のAIペアプログラマー

メリット

  • ・ VSCodeとの統合が自然で違和感がない
  • ・ 長年の開発で安定性が高い
  • ・ 学生・教育者は無料で利用可能
  • ・ 複数のAIモデルに対応(Pro+)
  • ・ GitHub上のコードに対応した提案

デメリット

  • ・ プレミアムリクエストに回数制限あり
  • ・ Agent機能はCursorほど強力ではない
  • ・ Pro+は他製品と比べて高め
  • ・ GitHubアカウントが必須

料金プラン(2025年)

Free

$0

2,000補完/月

Pro

$10

無制限補完

Pro+

$39

1,500プレミアム/月

Business

$19

/ユーザー/月

※ Enterprise: $39/ユーザー/月(1,000プレミアム/ユーザー)

向いている人: VSCodeを使い慣れている開発者、GitHubヘビーユーザー、安定した補完機能を求める人

Claude Code(クロード コード)

Anthropic社のClaudeをベースにしたコーディングツール

メリット

  • ・ コードの理解力・説明力が高い
  • ・ 長いコンテキストを保持可能
  • ・ ファイル作成・コード実行に対応
  • ・ Claude Proプランで利用可能
  • ・ API経由でも使用可能

デメリット

  • ・ 専用IDEではなくターミナル/Web中心
  • ・ API利用は従量課金でコストが読みにくい
  • ・ エディタとの統合は限定的
  • ・ 他ツールと併用が必要な場合も

料金プラン

Free

$0

制限付き利用

Pro

$20

Claude Code含む

Team

$30

/ユーザー/月

Enterprise

要問合せ

カスタム価格

※ API利用はトークン従量課金(Claude 3.5 Sonnet: $3/$15 per 1M tokens)

向いている人: コードのレビュー・説明を重視する人、長いコードベースを扱う人、Claudeの他機能も使いたい人

Cline(クライン)

オープンソースのVSCode拡張。APIキーを持ち込む従量課金型

メリット

  • ・ 拡張機能自体は完全無料
  • ・ 好きなAIモデルを選択できる
  • ・ コストを細かく管理しやすい
  • ・ オープンソースで透明性が高い
  • ・ 安価なモデルで費用を抑制可能

デメリット

  • ・ APIキーの設定が必要
  • ・ ヘビーユーザーは高額になる可能性
  • ・ 費用の予測が難しい
  • ・ サポートは限定的

料金体系

個人

$0

API料金のみ

Teams

$20

/ユーザー/月(2025年以降)

Enterprise

要問合せ

SSO・SLAなど

※ API料金例: Claude 3.5 Sonnet $3/$15、DeepSeek-r1 $0.65/$2.19(1Mトークンあたり)

向いている人: コストを細かく管理したい人、複数のAIモデルを試したい人、オープンソースを好む人

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Windsurf(ウィンドサーフ)

旧Codeiumがブランド刷新。タブ補完の速さに定評

メリット

  • ・ タブ補完が高速で快適
  • ・ 無料プランでも基本機能が使える
  • ・ SWE-1モデルによるエージェント機能
  • ・ App Deploy機能でデプロイまで対応
  • ・ プレミアムモデルに対応

デメリット

  • ・ クレジット制で使い方によっては不足
  • ・ 2024年末に値上げがあった
  • ・ Cursorほどの知名度はない
  • ・ 独自エディタのため慣れが必要

料金プラン

Free

$0

25クレジット/月

Pro

$15

500クレジット/月

Teams

$30

/ユーザー/月

Enterprise

$60

/ユーザー/月

※ 追加クレジット: $10で250クレジット購入可能

向いている人: 高速なタブ補完を求める人、無料で試したい人、デプロイまで一気通貫でやりたい人

Antigravity(アンチグラビティ)

Google DeepMindが開発した最新のAI IDE。2025年11月にパブリックプレビュー開始

メリット

  • ・ プレビュー期間中は完全無料
  • ・ Gemini 3 Pro搭載で高性能
  • ・ Claude Sonnetなど複数モデル対応
  • ・ エージェント型で自律実行可能
  • ・ タブ補完・コマンド実行が無制限

デメリット

  • ・ まだプレビュー版で安定性に不安
  • ・ 将来の料金体系が不明
  • ・ ドキュメントや情報が少ない
  • ・ 長期的な継続性が未知数

料金プラン(2025年12月時点)

プレビュー版

$0

現在無料

Google AI Pro

要確認

高レート制限

Google AI Ultra

$249.99

/月

※ プレビュー終了後はトークン従量課金になる可能性あり

向いている人: 最新技術を試したい人、無料で高機能AIを使いたい人、Googleエコシステムを活用している人

目的別おすすめツール

コストを抑えたいなら

Cline または Antigravity

Clineは使った分だけ、Antigravityは現在無料。どちらも初期投資なしで始められる

安定した補完機能を求めるなら

GitHub Copilot Pro

月額$10で無制限補完。VSCodeとの統合も自然で、長年の実績がある

Agent機能を最大限活用したいなら

Cursor Pro

ファイル作成・編集をAIに任せられる。複雑なリファクタリングも効率化

高速なタブ補完が欲しいなら

Windsurf Pro

タイピング中の補完スピードに定評。コード入力の効率が大幅に向上

コードの理解・説明を重視するなら

Claude Code(Claude Pro)

長いコードベースの理解や、丁寧なコード解説が必要な場面で力を発揮

企業での導入を検討しているなら

GitHub Copilot Enterprise または Cursor Teams

SSO、監査ログ、セキュリティ機能が充実。社内コードベースに対応した提案も

選び方のポイント

チェックポイント

1. 利用頻度はどのくらいか?

毎日使う→ 定額制(Cursor、GitHub Copilot)、たまに使う→ 従量課金制(Cline)

2. どの機能を重視するか?

タブ補完→ Windsurf、GitHub Copilot、Agent→ Cursor、コード理解→ Claude Code

3. 予算はいくらか?

無料→ Antigravity、Cline(API最小利用)、月1,500円程度→ GitHub Copilot Pro、月3,000円以上→ Cursor、Windsurf上位プラン

4. チームで使うか、個人か?

チームの場合はセキュリティ機能や管理機能が充実したBusinessプランを検討。 GitHub CopilotやCursorはチーム向けプランが充実している。

導入前に確認すべきこと

  • 無料トライアルを活用:ほぼ全製品に無料枠や試用期間がある
  • APIコストを試算:Cline利用時は事前にコストシミュレーション
  • 既存ツールとの相性:VSCode派かエディタ乗り換え可能か確認
  • 社内規定の確認:コードがクラウド送信されることへの承認
  • SubKeeperで一元管理:複数ツールの契約状況を把握

AI IDEのサブスク、
把握できていますか?

複数のツールを契約すると、月々の支出が膨らみやすい。 SubKeeperで一元管理して、無駄な支出を防ぎましょう。

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